兵庫県がインターネットで発信する「ゆる家事大作戦」は、家族みんなで家事を協力し合うちょっとした工夫や家事を楽しい時間に変えるヒントを紹介して、負担軽減を目指す取り組みです。このほど新しい情報が4つアップされ、2021年度のプロジェクトが完結しました。
#8 「私のゆる家事大作戦」大公開
朝日ファミリーデジタルのサイトで読者に募った投稿の中から、「なるほど」なアイデアをまとめて紹介。
「便利家電を味方につける」「『〇〇派』でラクする」「家族が自然に参加する工夫」「時短料理のコツあれこれ」「先読みが大事」の5つのカテゴリーで、気軽に試せそうなアイデアばかり。20代~60代の男女が実際にやっている方法、あなたも試してみては?
#9 お片付けサポートコミュニティに参加して、「お片付け習慣」ゲット!
昨年7月に第1子を出産して育休中の畑さんが、家事シェア研究家・三木智有さんが運営する「お片付けBoot Camp!」を1カ月体験。
「お片付けBoot Camp!」は、無料グループアプリBANDを使って、参加している仲間と一緒に励まし合いながら、片付け習慣を身に着けようというオンラインコミュニティ型短期集中お片付けサポート。
「コロナで人が自宅に来ることがあまりないので、片付けたいなと思いながら後回しにしていた」お片付けに、週1回マイペースで取り組んでみると?
「片付ける時間がないと思っていましたが、やってみると意外と時間はかからなかった」
1カ所を片付けるのに要した時間は約30分(意外と短い!)。
「片付けられない理由は、時間がないのではなく、片付けようという気持ちが起きないことだった」ときづいたそうです。
片付け前と片付けた後の写真を、コミュニティの仲間と共有した写真が残るので、片付け後の状態を維持しようというモチベーションが生まれたそう。
チャレンジの様子を見ていた夫の変化にもご注目!
#10 「ゆる家事大作戦」体験家族のその後の変化をレポート!
#2「ネットスーパーの時短クッキングを初体験」した赤木ファミリー、
#3「掃除を家族みんなでシェアする方法」を試した岡田ファミリー、
#5「掃除のプロによる水回りの汚れリセット」を試した一ノ瀬さんのその後の変化には、
ちょこっと意識が変わると、家事に対する見方が変わることが見えてきます。
#11 学校でも「ゆる家事大作戦」! みんなが幸せになるために支え合える関係を
宝塚市の雲雀丘学園高校2年生の家庭科研究授業に密着して、高校生たちがどんな授業を受けているのかを取材しました。
44人の高校生たちが、2021年度の家庭総合の最後の授業で、共働きの子育てライフをシミュレーションする中で「家族で支え合う」大切さを学びました。
「孝道」を掲げる雲雀丘学園は、毎年10月1日の創立記念日を「親孝行の日」と名付け、家族のために料理を一品つくる取り組みを続けています。
和田由起子先生は授業後のインタビューで「家事とは、やっている時は大変だなと思っても、後で振り返ってみると、それが『幸せ』な時間を過ごしていたんだなと実感できるもの」と話しました。
誰かひとりの負担になることなく、家族で支え合って家事をする。
そんな暮らしに近づけるヒントを「ゆる家事大作戦」のページで見つけてみませんか?